ハルクプロはリタイア
第39回鈴鹿8時間耐久決勝
熱戦を終え盛り上がるサーキット(カメラ=都丸満)
熱戦を終え盛り上がるサーキット(カメラ=都丸満)
 2016年第39回鈴鹿8時間耐久ロードレースは31日、三重県・鈴鹿サーキット(5.821km)で68台が出走して決勝を行い、午後7時30分を過ぎにチェッカーを迎えた。ポールポジション(PP)スタートのヤマハファクトリーの中須賀克行/P・エスパルガロ/A・ローズ組が218周/8時間00分40秒124を刻みポール・トゥ・ウイン、2年連続で優勝を飾った。中須賀、エスパルガロは2回目、ローズは初優勝。また、現コースで2011年の秋吉耕佑/伊藤真一/清成龍一組を1周上回り、最多周回数記録を塗り替えた。

 スタートライダーを務めた中須賀は、オープニングラップで4番手まで順位を落とすも、3周目には2番手までばん回。17周目にはチームカガヤマ(スズキ)の清成龍一をシケインでかわしてトップへ立った。その後、ローズが105周目に2分8秒411のファステストラップを刻むなど、終始3選手が安定した速さをみせて後続を突き放した。最後は同一周回になったは2位のチームグリーンのみ。それも2分以上の大差を築いており、3位以下はすべて周回遅れにして、完全な独走状態でチェッカーを受けた。ヤマハは通算6回目の優勝となり、メーカー別ではスズキを抜いて単独2位へ浮上した。
 
 3番手からスタートしたチームグリーンの柳川明/L・ハスラム/渡辺一樹組(カワサキ)は、常に上位を走行。5時間経過し交代したハスラムが、ヨシムラスズキ(津田拓也/J・ブルックス/芳賀紀行)の芳賀とのバトルを制すると、そのまま差を広げ、2分17秒883差の2位に食い込んだ。

 2番手から頂点に挑んだそのヨシムラスズキは、チームグリーンとのテール・トゥ・ノーズの戦いに破れた後はばん回できず、トップから1周遅れの3位に終わった。YARTのB・パークス/野左根航汰/藤田拓哉組(ヤマハ)、モトマップ・サプライのJ・ウォーターズ/青木宣篤/今野由寛組(スズキ)が4周遅れの4、5位。

 予選6番手のチームカガヤマの加賀山就臣/浦本修充/清成龍一組は、スタートライダーの清成が2年連続の好発進を見せ、ホールショット&オープニングラップを奪取。しかし最初のピットインを行なった際にトラブルが発生。また5番手走行中の52周目にフロントタイヤのトラブルが出て、中団まで後退した。それでもあきらめることなく、怒とうの追い上げでサーキットを沸かせ、最後は6位でチェッカーを受けた。

 ハルクプロ(ホンダ)の一員として13年ぶりに8耐へ参戦したN・ヘイデンだったが、この日は75周目にスローダウンしストップ。マシントラブルにより74周リタイアに終わった。