EWCへ意気込む(左から)ホンダの山本部長、TSRの藤井総監督、ユーロスポーツイベントの上松プレスオフィサー(佐藤洋美撮影)
EWCへ意気込む(左から)ホンダの山本部長、TSRの藤井総監督、ユーロスポーツイベントの上松プレスオフィサー(佐藤洋美撮影)
 2輪の世界耐久選手権(EWC)に、日本のプライベートチームとしてフル参戦する「F.C.C.TSR HONDA」が6日、東京都港区のホンダ本社で記者会見を行い、“レジェンド”伊藤真一(49)の加入を発表した。同チームは来年の鈴鹿8耐が最終戦となる2016−17年の新シリーズに挑戦し、チャンピオンを目指す。
 まずはTSRを率いる藤井正和総監督が「来年の鈴鹿8耐がEWC最終戦となるシリーズが始まる。最大の目標の8耐で勝って世界チャンピオンを決めたい」と意気込みを語ると、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長から「今年の8耐は28年ぶりにホンダが表彰台を逃すという惨敗で、このままでは終われない。8耐優勝を目指すとともに、TSRのEWC参戦を応援したい」とエールが送られた。

 シリーズを中継するユーロスポーツの子会社「ユーロスポーツイベント」の上松美紀夫EWCプレスオフィサーも「TSRはユーロスポーツの呼びかけにいち早く答えてくれ、貢献してくれたチーム。世界タイトルを狙える力がある」と激励。

 ライダーは渡辺一馬(26)、ダミアン・カドリン(33)=オーストラリア=だが、サプライズで伊藤が加わることが発表されると会見場がどよめいた。伊藤は会見には出席しなかったが、後の電話取材に「レースは2014年の8耐以来、24時間耐久は初参戦。突然の参戦になるが力を尽くしたい」と熱く語った。

 EWC新シリーズ開幕戦はボルドール24時間耐久レース(17〜18日決勝、仏マニクール)。 
  (佐藤洋美)