伊藤組も5番手快走…フィリップ組がトップ
EWC開幕戦「ボルドール24時間耐久」決勝・22時間経過
走行前に入念な打ち合わせをする井筒(右)と鶴田監督(カメラ=佐藤洋美)
走行前に入念な打ち合わせをする井筒(右)と鶴田監督(カメラ=佐藤洋美)
 【ル・ボーセ(フランス)佐藤洋美】2輪の世界耐久選手権(EWC)開幕戦「ボルドール24時間耐久」の決勝が22日、ポールリカールサーキットでスタート。22時間経過時点でスズキ・エンデュランス・レーシング・チーム(SERT)のアンソニー・デラール/バンサン・フィリップ/エティエンヌ・マッソン組が後続に9周の差をつけてトップを守っている。カワサキのトリックスター(出口修/井筒仁康/エルワン・ニゴン)は3番手、4番グリッドのTSRホンダ(伊藤真一/渡辺一馬/ダミアン・カドリン)は5番手を走行。

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 トリックスターは7番グリッドから序盤に2番手に浮上。スタート時には20度だった気温も、12度に低下し、寒さと冷たい風の中、ライダーは交代を繰り返しながら走り続け、22時間経過時点では3番手につけている。

 鶴田竜二監督は「ライダーが安定した速さで走行しているので安心して見ていられる。サポートする我々がミスのないようにしたい。最後まで諦めずに行く」と念願の表彰台を視野に入れた。

安定した走りにオフィシャルTVも注目

 〇…TSRの伊藤とトリックスターの井筒はともに24時間耐久レースは初挑戦。井筒は3年前にトリックスターがルマン24時間耐久に参戦した時のメンバーだったが、腰に痛みを抱えて参戦を断念、スタッフとしてチームを支えた。

 日本を代表するトップライダーの2人は、チームメートと遜色のないタイムを記録。夜間走行でも落ちないタイムに賞賛が集まり、オフィシャルTVのインタビューに登場するなど注目のライダーとなった。そのなかで井筒は「24時間を走るチャンスを大事にしたい」、伊藤も「最善を尽くすだけ」と答えた。