悲願の表彰台3位
EWC開幕戦「ボルドール24時間耐久」決勝
3位表彰台を喜ぶトリックスターの(左から)ニゴン、鶴田監督、井筒、出口(佐藤洋美撮影)
3位表彰台を喜ぶトリックスターの(左から)ニゴン、鶴田監督、井筒、出口(佐藤洋美撮影)
 【ルボーセ(フランス)佐藤洋美】2輪の世界耐久選手権(EWC)開幕戦「第80回ボルドール24時間耐久」の決勝が18日、ポールリカールサーキットでゴールを迎え、参加55台中23台がリタイアする激戦をスズキ・エンデュランス・レーシング・チーム(SERT)のアンソニー・デラール組が制した。カワサキのトリックスター(出口修/井筒仁康/エルワン・ニゴン)が3位、TSRホンダ(伊藤真一/渡辺一馬/ダミアン・カドリン)は5位。

 トリックスターは一時、2番手を走行する奮闘で念願の表彰台を獲得。鶴田竜二監督らメンバーが表彰台に上がると大歓声がわき起こった。ニゴンは「ボルドールで日本人のチームが表彰台に上がることは、フランス人にとってアメージング。信じられないくらいすごいことなんだ」と絶賛。井筒も「奇跡だね」と顔をほころばせた。3年前のルマン24時間では抜かれっぱなしだったという出口も「今回は少しは勝負ができた。シリーズ戦の開幕としては最高のスタートだ」と喜んだ。

 また、不眠不休で戦った鶴田監督は「何も分からずに挑戦して3年。チームとして成長した姿を見せることができてうれしい。来年の鈴鹿8耐ではチャンピオン争いに加わっていられるように頑張っていきたい」と決意をみなぎらせた。