病院のベッドでVサインをするテシェ(TSR提供)
病院のベッドでVサインをするテシェ(TSR提供)
 2輪の世界耐久選手権(EWC)にフル参戦している「TSRホンダ」のアラン・テシェ(22)=フランス=が19日、三重県・鈴鹿サーキットでテスト中にS字コーナーの進入でハイサイド(車体が急に起き上がる挙動)のため転倒して右前腕を骨折。第2戦ルマン24時間レース(4月15、16日決勝)を欠場することが20日、明らかになった。

 チームのHPによれば、テシェは転倒した際にヘルメットが破裂するほどの衝撃を受けたことから、ドクターヘリで三重大学に運ばれ、精密検査を受けた。その結果、頭部に損傷はなく、けがは右腕の骨折だけと判明した。

 負傷により、TSRはテシェのルマン欠場を決断。アルトゥロ・ティゾン(32)=スペイン=を代役に抜てきして、ダミアン・カドリン(34)=オーストラリア=とグレッグ・ブラック(28)=フランス=のレギュラー陣とともにルマンに臨むことを決めた。

 テシェは2012年に18歳でWGPのモト3にデビュー。16年EWC開幕戦のルマン24時間にTSRから参戦し、3位表彰台の好成績を収めた。全日本ロードJSB1000第2戦の鈴鹿2&4レース(4月23日決勝)にも出場を予定していたが、チームはけがの回復を見ながら参戦の準備を進めるとしている。