専有テスト最終日
初ライドで好走した中上貴晶(遠藤智撮影)
初ライドで好走した中上貴晶(遠藤智撮影)
 【鈴鹿サーキット(三重) ペン=遠藤智、佐藤洋美】ロードレース世界選手権のモトGPクラスを戦う中上貴晶(26)が2年連続で鈴鹿8耐(7月29日決勝)に参戦する見通しとなった。10年ぶりに復活したホンダワークス「HRC」の一員として最終日の3日目に合流。3番手タイムを刻んだ。HRCでの参戦は今月下旬に正式発表される予定で、過去3勝の高橋巧(28)、スーパーバイク世界選手権(WSB)のレオン・キャミア(31)=英国=とトリオを組む見込みだ。

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 今年の8耐では唯一のモトGPライダーとなりそうだ。中上は第7戦カタルーニャGP(スペイン、17日決勝)を終えたばかりだが、元気にコースインした。

 「今年も8耐テストに参加するチャンスをいただいた。参戦発表はこれからになる。気温も30度を超えた。本番並みの条件で良いテストができた」と手応えを強調した。

 チームによると、テスト初日の19日は高橋巧、2日目の20日はキャミアが担当。21日の休息日を挟んで3人で8耐車両「ホンダCBR1000RR−SP2」を煮詰めた。完成車両はまだ1台。「昨年はハルクプロの所属だったが、今年はワークス。スタッフ数がすごい。マシンは間違いなく進化している」と車両性能の向上を感じ取った。

 「昨年の悔しさを晴らしたい。優勝を目指す」。昨年は優勝争いに加わるも自らの転倒で4位に終わった。今年はHRCの看板を背負うだけに重責もかみしめている。