ワークス体制で初めて8耐に挑む高橋巧はじっくりとホンダCBR1000RRWを仕上げる
ワークス体制で初めて8耐に挑む高橋巧はじっくりとホンダCBR1000RRWを仕上げる
 ホンダワークスのHRCから鈴鹿8耐(7月29日決勝)に挑む高橋巧(28)が納得の走り込みで2番手タイムを記録した。11回目の挑戦ながら、初めてのワークス体制で挑むメリットを生かしてマシンを仕上げていく。最速タイムはヤマハファクトリーの中須賀克行(36)が記録した。

快汗!44周「やっと走りだせた」

2日目にようやく走り込めて満足そうな高橋巧
2日目にようやく走り込めて満足そうな高橋巧
 44周を走って2分7秒298の2番手タイムを記録した高橋が「やっと走り出せた」と心地よい汗を拭った。昨年までのサテライトチーム体制では、スプリントの全日本でも使うバイクを8耐の耐久仕様に変更して戦ったが、ワークスで挑む今季はスプリントと耐久仕様の2台のホンダCBR1000RRWが用意。耐久に特化したマシン作りができるようになった。

 「初日はトラブルで半日走れなかったが、やっと1日フルで走れた。これから本番に間に合わせていく」。初日の約20周から倍以上もの走り込みに手応えをつかんだ。

 ワークス体制になったメリットは大きい。部品の供給や好みに応じた変更にも柔軟に対応してくれるため「勝つために必要なわがままを言ってポテンシャル(性能)を引き出したい。スプリントでは鈴鹿で2分5秒465が出ている。そのあたりまでは−」。8時間を走り切る耐久仕様にスプリント並の速さを求めている。

 体制の充実でプレッシャーも増すが、本番までに残るテストは2回。そこで確実に仕上げ、自身4度目、ホンダワークスとしては2008年以来の8耐制覇を狙う。