公開テスト最終第2日
23回目の8耐に挑むレジェンドの激走
23回目の8耐に挑むレジェンドの激走
 【鈴鹿サーキット ペン=佐藤洋美 カメラ=遠藤智】本番(29日決勝)に向けたテスト2日目で、レジェンド伊藤真一(51)が雨の中で精力的に7番手タイムを記録した。今年は2003年に優勝経験もあるトッププライベートチーム「ホンダドリームRT桜井ホンダ」の一員となり、3回目の挑戦となる若い浜原颯道(23)とコンビを組む。最速タイムはチームカガヤマ(スズキ)が記録した。

体力? 大丈夫

熱走の後に余裕でくつろぐ伊藤真一
熱走の後に余裕でくつろぐ伊藤真一
 レジェンドは今年も健在だ。歴代2位となる4度の優勝を経験し、ポールポジションは歴代最多の7度も記録。ミスター8耐とも呼ばれる伊藤が23回目の挑戦を果たす。

 テスト2日目は断続的に雨が降る中、浜原とバイクを乗り換えながら計3時間走った。「黒子になって颯道の力を伸ばしたい。まだ、自分より1〜2秒遅い。追いつけるように−」と語った。

 ホンダ系選手の育成アドバイザーを務めるだけに、昨年ヨシムラから衝撃のデビューを果たしながら伸び悩み、ホンダに移籍した若手の育成役を買って出た。一緒に走った浜原は「憧れのライダーに教えてもらえるチャンスを生かしたい」と大先輩の走りを見つめた。

 ただし、3人体制で挑むチームが多い中、桜井ホンダは2人体制。今年12月には52歳を迎える伊藤の負担が心配されるが、「えっ、体力? 大丈夫でしょう」と笑い飛ばした。頼もしい。