最終戦決勝
藤井監督雄たけび
日本チームとして初めてEWCを制覇し喜ぶTSRのライダーとスタッフたち
日本チームとして初めてEWCを制覇し喜ぶTSRのライダーとスタッフたち
 【鈴鹿サーキット(三重県) ペン=田村尚之、佐藤洋美、遠藤智 カメラ=平野皓士朗、芹沢純生】 参戦3シーズン目のTSRが日本チーム初の世界耐久選手権(EWC)王者に就いた。総合首位で挑んだ最終戦の鈴鹿8耐は総合5位だったが、EWC勢では最上位。文句なしの王者だ。

 藤井正和監督(59)が「やったー! 世界一だぁ〜」と雄たけびを上げたTSRは、1990年代に後に王者となる坂田和人さんら日本人の若手選手をロードレース世界選手権(WGP)に送り出した名門。常に世界を意識して活動してきたが、「もうプライベートチームがWGPで活躍できる時代じゃないが、EWCは違う。60〜70代の監督が頑張っている」と同監督は意気軒高。16年の仏ルマン24時間レースにスポット参戦し、その魅力にひかれてフル参戦を始めた。

 今季はEWCで2度の王者を経験したフレディ・フォレイ(33)=フランス=を迎え入れて必勝態勢を敷き、ルマン、ドイツのオッシャースレーベン8時間を制し、頂点に上り詰めた。