第1回公開合同テスト1日目
HRCの宇川徹監督(左)と高橋巧
HRCの宇川徹監督(左)と高橋巧
 鈴鹿8時間耐久ロードレース(7月28日決勝、世界耐久選手権最終戦)の第1回公開テストが3日、三重県の鈴鹿サーキットで2日間の日程でスタート。ホンダワークスのチームHRCが4日のテスト2日目にロードレース世界選手権(WGP)のモト2クラスに参戦する長島哲太(26)のオーディションを実施することを明らかにした。初日のトップタイムは5連覇を狙うヤマハの中須賀克行(37)がマークした。

 打倒ヤマハに燃えるホンダはオーディションでメンバーを選ぶ。出場が確定しているのは全日本で絶好調の高橋巧(29)のみで、候補の1人に挙がったのが長島だ。

 チームHRCの宇川徹監督は「テストで最良のライダーを選びたい」としており、長島のほかに起用される可能性があるのは、スーパーバイク世界選手権(WSB)の清成龍一(36)と、モトGPクラスでホンダのテストライダーを務めるステファン・ブラドル(29)=ドイツ=の2人だ。

 初日はブラドルが走行。長島は4日にチームに合流する。清成は6月下旬のテストに参加する予定で、昨年大会に出場したモトGP2年目の中上貴晶(27)の名はないという。一時、候補に入っていたとされるWSBのレオン・キャミア(32)=英国=については「体格的なバランスから考えていない」とした。

 最終決定までには時間がかかりそうで、チームのエースとなる高橋巧も「なるべく早くライダーが決まり、3人でマシンを仕上げたい」とメンバー確定を心待ちにした。ホンダ車の勝利は2014年が最後。連敗をストップすべく、慎重に選考を進めていくもようだ。

 (佐藤洋美)
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