合言葉は「打倒・中須賀」
柳川、加賀山、高橋ら虎視たんたん
今や敵ナシ。5度目の日本チャンピオンに挑む中須賀克行(カメラ=水谷たかひと)
今や敵ナシ。5度目の日本チャンピオンに挑む中須賀克行(カメラ=水谷たかひと)
 今年は全日本ロードレース選手権の最高峰、JSB1000クラスの戦いが例年になく面白くなりそうだ。大方の見方は4度もタイトルを獲得している中須賀克行(ヤマハ)の独り舞台。だが、その中須賀を倒そうと、昨年タイトルを争った柳川明(カワサキ)、けがも癒えて本領を発揮しそうな加賀山就臣(スズキ)、そして高橋巧(ホンダ)が秋吉耕祐の穴を埋めるべく勝負をかける。さらに、昨年ヨシムラに抜てきされて頭角を現した津田拓也(スズキ)、注目のルーキー渡辺一樹(カワサキ)と多士済々。

 昨年の最終戦では6台のトップ争いが繰り広げられファンを熱狂させたが、今年は実力者の中冨伸一が参戦を決め、WGPを断念した野左根航汰が加わるなど、中須賀を中心にさらに激闘が繰り広げられるのは必至。

 そして、この戦いが鈴鹿8耐へ続くことになる。8耐はカワサキが復帰し、4メーカーが出そろう。そこに辻本聡(スズキ)がK・シュワンツと組むなどオールドファンにはたまらない顔合わせも実現する。(佐藤洋美)