小川&黒山の一騎打ちムード
ディフェンディングチャンピオンの小川。14年の開幕戦も圧勝の好発進
ディフェンディングチャンピオンの小川。14年の開幕戦も圧勝の好発進
 空中で左右に方向転換するエアターンにも象徴されるように、岩場や崖を走破するだけでなく空中まで走り、バイクの限りない可能性に挑戦する競技がトライアルだ。

 その国内の頂点が全日本選手権で、昨年は歴史的な大接戦の末に新型エンジンのワークスマシンで3年ぶり通算3度目のチャンピオンを獲得した37歳の小川友幸(ホンダ)と、過去11度王座のMFJ記録を誇る35歳の黒山健一(ヤマハ)のタイトル争いが見ものだ。開幕戦は小川が圧勝し、初の連覇に向けて好発進を見せたが、残り6戦で黒山の巻き返しは必至。野崎史高(同)らはこの2人に割って入ろうと闘志を燃やしている。

 また、開幕戦で観客をわかせた野本佳章(ベータ)のバック転。いつどこで飛び出すか分からないだけに目が離せない。

 4月26、27日には世界選手権第2戦日本GPがもてぎで行われる。昨年の2日目に3年ぶり通算31度目の優勝を飾った藤波貴久(ホンダ)も参戦する。(藤田秀二)