成田、前人未到10度目王者に挑戦
昨年の最終レースで大逆転。9度目のタイトルを手にして雄たけびを上げた成田
昨年の最終レースで大逆転。9度目のタイトルを手にして雄たけびを上げた成田
 4月5、6日の九州大会を皮切りに今年も全日本モトクロス選手権が開幕する。昨年と同じ9戦で争われるが、スケジュールには大きな変更があった。例年6、7月に行われていた北海道大会が休止となり、急きょ8月に宮城県・スポーツランドSUGOでの代替開催が決まった。この結果、SUGOで3戦が行われることになった。

 そして何といっても史上最多の10回目のタイトルを目指す絶対的エース、成田亮(あきら=ホンダ)の動向に注目が集まる。昨年は最終戦の最終ヒートの大逆転でチャンピオンを獲得し、東福寺保雄氏が持つ最多9回の記録に並んだ成田(250cc3回、IA1で6回)がどんな走りで前人未到の金字塔を打ち立てるか興味は尽きない。

 一方、若手中心のIA2クラスは、一昨年のチャンピオン山本鯨(ホンダ)が世界選手権MX2クラスにチャレンジを開始。世界のトップとの差はまだまだ大きいが、どこまで成長するか注目。また、山本が抜けた国内は、昨年初のチャンピオンとなった富田俊樹がホンダワークスのHRCに加入し、昨年ルーキーながら3勝をマークした渡辺祐介がヤマハのトップチームに加入した。また同じく昨年ルーキー初優勝を飾った現役高校生、能塚智寛(カワサキ)ら新世代の台頭にも大いに期待したい。(MCスクエア・木田淑)
全日本の名物になりつつある野本のバック転。見られた人はラッキー
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