タイトル獲得へ開幕ダッシュを誓ったノリック=写真はパシフィックGPのもの(カメラ=渡辺利博)
タイトル獲得へ開幕ダッシュを誓ったノリック=写真はパシフィックGPのもの(カメラ=渡辺利博)
「得意の鈴鹿で弾みつけたい」

 2001年、ヤマハが2輪の最高峰ロードレース世界選手権(WGP)500CCクラスで勝負に出る。GP7年目となるご存じ阿部典史を筆頭に、スーパーバイク世界選手権(WSB)で速さに磨きをかけた芳賀紀行と、昨年の250CCのタイトル争いで強烈な印象を残した中野真矢という最強の布陣を敷いたのだ。そしてワークスマシン「YZR500」を駆って頂点を目指す注目の3人が、新春に当たりトーチュウで決意表明。熱い胸のうちを披露してくれた。
 グランプリ7年目となる今年は、これまで経験したどのシーズンよりも厳しい年になるかもしれないと思っています。ヤマハからワークスマシンが8台。ホンダ、スズキも入れると日本製のV4エンジンを搭載したワークスマシンが17台前後グリッドに並ぶことになるわけで、本当にこれまでにない激戦になると思います。それに、今年は日本人のワークスライダーも多くなる。ヤマハだけでも3人になるし、これまで以上にきっちりと結果を残さないといけないと思っています。

 目標は、もちろんチャンピオンになること。具体的には、これまでシーズンで2勝以上を挙げたことがないので、とにかく2勝したい。そしてその勢いでどんどん勝っていきたいなと思っています。しかも、今年は開幕戦が鈴鹿サーキットで行われる日本GP。鈴鹿では過去2勝しているし、今年も開幕戦を制して、シーズンを戦っていきたいですね。

 去年は、シーズン序盤はいい感じでスタートが切れたと思いましたが、雨が続いた中盤に、タイヤの選択などでツキのないレースが続いてしまった。終盤も、走り自体はいいのに結果につなげることができなかった。シーズンが終わってみれば8位にダウン。フル参戦を始めた95年の9位に次で悪い成績だったし、その分も来年は頑張らないといけないなと思ってます。

 チームはスペインの「アンテナ3・ヤマハ」で今年で3年目。チームも年々力をつけている。グリッドに並ぶのがほとんどワークスマシンということで、今年は今まで以上にチーム力を問われることになりますが、その点でもかなりやれると思っています。とにかく、鈴鹿で勝つ。タイトル奪取に向けてダッシュあるのみです。