TONE RT 4413#773と袖ヶ浦にて
TONE RT 4413#773と袖ヶ浦にて
 スーパー耐久開幕戦「富士SUPERTEC24時間レース」(5〜6日決勝)の余韻がまだ冷めない中、9月12日はZチャレンジ、13日はアイドラーズ・ZエキスパートトロフィーのZワンメイクレース2連戦に臨みました。マシンはTONE RT 4413#773。今季、レースに“飢えていた”こともあって、24時間耐久レース後の2連戦でしたが、疲れよりレースで走ることができる喜びが勝っていました。

 とはいえ、12日のZチャレンジは初めての袖ヶ浦フォレストレースウェイで、予想に反した低い気温とウェット模様で、クルマのセットアップを大外ししてしまい、出走22台中13位という悔しい結果に。これまで数々のZレースに出場してきましたが、表彰台を逃したのは今回が初めて。

 さらには、私の愛読誌である「REVSPEED(レブスピード)」の取材があったにも関わらず、良い結果をお伝えすることができなかったことが残念この上なく、心中はこの日の天候通り「雨、雨、雨」でした。
このマシンはゲーム「ドリフトスピリッツ」にも登場
このマシンはゲーム「ドリフトスピリッツ」にも登場
 翌9月13日は前日とは打って変わって晴天。私もこの天気同様に気持ちをリセットし、マシンのセットも全て変え、ぶっつけ本番で、Zエキスパートトロフィー(筑波サーキット)に挑みました。完全なドライコンディションの中、予選でクルマの動きを確認し、出走25台中で3番グリッドという好位置に付けました。

 そして、Garage4413・高村嘉寿代表から予選の走りを見た上でのアドバイスもいただき、必勝を期して、決勝レースでは走りを変えることにしました。

 決勝スタートはまずまずでしたが、2番手の選手が最高のスタートを切り、私の目の前でトップと順位が入れ替わります。トップワン・ツーのバトルの後ろで虎視眈々とチャンスを伺いながら、とにかく小さなミスもしないように周回数を重ねました。
初めての袖ヶ浦は大変難しい戦いになりました
初めての袖ヶ浦は大変難しい戦いになりました
 2番手の選手がダートに片輪を落とし、姿勢が乱れたところで1台をパスして2位に浮上、次に裏ストレートのスリップストリームを使い、トップの選手を最終コーナーでインから抜くことに成功しました。そこからはトップの座を維持する我慢のレース。

 最後まで集中を切らさないよう神経をすり減らしながらも、そのまま周回数を重ねゴールイン!優勝することができました!まさに、2日間かけての「雨のち晴れ」の結果で、両日とも応援にきてくれた方からは「ドラマチックなシナリオ!」という感想をいただきました。
追い上げを見せる773号車@筑波・Zエキスパートトロフィー
追い上げを見せる773号車@筑波・Zエキスパートトロフィー
 今回のようなワンメイクレースも、ライバル選手たちが年々クルマのレベルを上げていて、私自身もスーパー耐久での経験やドリフトなど他競技での経験を活かすことができたレースとなり、充実したレースとなりました。
チェッカーの瞬間。手前の白いクルマは周回遅れマシンです
チェッカーの瞬間。手前の白いクルマは周回遅れマシンです
 最後に、入場規制のある中、インターネットなどを通じて応援してくれたたくさんの方々に改めて感謝します。また、この2日間のレースは「塚本奈々美 DriftBox チャンネル」でもご覧いただけます!ぜひチェックしてくださいね。
雨のち晴れの表彰台で気持ちも晴れ晴れ
雨のち晴れの表彰台で気持ちも晴れ晴れ