未曾有の被害に5万レアル
M・シューマッハーら参加のカート大会「勇気付けるため行なう」
洪水被害者にエールを送るマッサ
洪水被害者にエールを送るマッサ
 フェラーリのフェリペ・マッサは28日、母国ブラジル南部のフロアノポリスで記者会見し、自ら主催する「インターナショナル・チャレンジ・オブ・ゴーカート・チャンピオンズ」を予定通り29、30の2日間、当地で行うこと、洪水の被害者へ5万レアル(約238万円)を寄付する意向を明らかにした。

 ブラジル南部のサンタカタリーナ州は先週から大雨に見舞われ、洪水のため100人以上の死者が出て、5万4000世帯が住居を失う未曾有の被害が出ている。フロアノポリスは同州の州都だけに、「この悲しい出来事と、我々の計画しているカート大会が偶然重なった。こんな時期なのでカート大会を中止すべきだという意見もあったが、我々は反対に、被害者の方々を勇気づけるために大会を行おう」とマッサは語った。

 カート大会のメンバーは豪華で、マッサの元チームメートのM・シューマッハー氏をはじめ、R・バリチェロ、V・リウッツィ、L・バドエル、L・ディ・グラッシらF1組のほか、NASCARのJ・ゴードン、インディカーのT・カナーン、元2輪ロードレース世界選手権(WGP)のA・バロスらきら星のごとし。

 レースは06年はマッサ、07年はシューマッハー氏が優勝している。28日にはそのシューマッハー氏がサーキット入りし、「フェリペは僕の弟のような存在で本当に仲がいいんだ。でもレースは別。連覇の準備は万全さ」と自信満々に語った。