「まずすべての事実を把握したい」
HRF1買収に慎重な姿勢を示したリチャーズ氏
HRF1買収に慎重な姿勢を示したリチャーズ氏
 売却先を模索している「ホンダ・レーシングF1チーム(HRF1)」の買収に動いているとうわさされているデビッド・リチャーズ氏が8日、ロイター通信に対して「私はやみくもに突き進むつもりはなく、何をすべきか見据えている」と意味深な発言をした。

 リチャーズ氏はホンダの前身のBARホンダの代表を務めた経験があり、06年にはクウェートの投資グループをバックにつけて12番目のチームとしてF1参加を認められた実績がある。買収の可能性の最も高い人物だ。

 が、当然ながら、ホンダの撤退発表後に初めて明らかにした公のコメントはかなり控えめ。「まず最初にすべての事実を把握したい。そして私はどんなことでも約束を交わす前に、自らの立ち位置を見据えていたいんだ」と同氏は焦らず自らの目的を達成するスタンスをみせた。

 BARの創設者C・ポラック氏、ジョーダンGPの元オーナーだったE・ジョーダン氏もHRF1の買収に動いていると言われている。