創設者のもとで再出発
エンジンはフェラーリ
13番目のF1チームとして参戦が認められたP・ザウバー氏(AP)
13番目のF1チームとして参戦が認められたP・ザウバー氏(AP)
 国際自動車連盟(FIA)は3日、BMWザウバーAGから提出されていた2010年のF1エントリーを受理したと発表した。トヨタの撤退にともない空いた参戦権利を埋めるもので、これで来季のF1に出場する13チームが確定。正式エントリー・リストは近々発表するという。

 BMWのF1撤退に伴い、来季のエントリーに必要なコンコルド協定にサインしていなかったBMWザウバーは、その後再申請して補欠扱いとなった。しかし、当初チームの株式を取得する予定だったスイスの投資会社「クァドバク」から、同チーム創設者のP・ザウバー氏に売却先が変更されて参戦準備が一気に加速。今回のエントリー受け付けとなった。

 正式な参戦決定は10年から3年間有効なコンコルド協定へのサインが必要とされるが、ザウバー氏が率いることになったチームに支障はない。来季のエンジン供給先もフェラーリに内定しており、後は運営に必要な資金を補う出資者を見つけるだけの状況といわれている。

 BMWザウバーのM・タイセン代表は「FIAが13番目のチームとして認めてくれ、本当に喜んでいる。チームは今、新しいシーズンの準備に集中。P・ザウバーと彼のチームが素晴らしいパフォーマンスをみせてくれることに疑いはなく、素晴らしい将来が待っていることを願いたい」とロイターにコメントした。