レッドブル“第3の男”に名乗り
ヘレス合同テスト最終第3日
レッドブルのシートに収まり、第3日にトップ・タイムをマークしたリッチャルド(レッドブル提供)
レッドブルのシートに収まり、第3日にトップ・タイムをマークしたリッチャルド(レッドブル提供)
 【ヘレス(スペイン)ルイス・バスコンセロス】若手ドライバーを対象としたF1合同テストは3日、当地で最終日を迎え、今季英国F3王者のD・リッチャルド(レッドブル)が1分17秒418のトップ・タイムをマーク。今年3月に中嶋一貴(ウィリアムズ)がたたき出した1分17秒494を上回り、09年型マシンによるコース・ベストを記録した。

 リッチャルドのトップ・タイムは燃料を軽くした午前のパフォーマンス・ランのときに記録されたものだが、午後のロング・ランでも素晴らしいペースを持続。給油が禁止される来季のレギュレーションに合わせ、午後のセッションでは多くの燃料を積まされたにもかかわらず、安定したラップ・タイムをマーク。テスト終了30分前、エンジン・ブローのアクシデントに見舞われたものの、笑顔でメディアの取材に答えた。

 「F1マシンに乗るチャンスを与えてくれたレッドブルには本当に感謝しています。F1マシンがどんなものかが分かったし、この3日間できちんと操作できるようにもなった。しかもトップ・タイムで最後を締められるなんて最高だね」。レッドブルはすでに来季もS・フェテル&M・ウェーバーのレギュラー続行が決まっているが、リッチャルドが目指すのは来季のサード・ドライバーのポジション。「もちろん僕はそれを望んでいるし、僕を採用してくれれば素晴らしい仕事をやり遂げる自信がある」と、チーム首脳にアピールすることも忘れなかった。

      [ヘレス合同テスト第3日](路面:ドライ)
 順   ドライバー(チーム)            タイム      周
 1 D・リッチャルド(レッドブル)       1分17秒418  77
 2 P・ディ・レスタ(フォース・インディア)  1分18秒736  53
 3 G・パフェット(マクラーレン)       1分18秒746  59
 4 M・コンウェイ(ブラウンGP)       1分19秒096  77
 5 N・ヒュルケンベルク(ウィリアムズ)    1分19秒226 106
 6 B・バゲット(BMWザウバー)       1分19秒356  70
 7 O・ターベイ(マクラーレン)        1分19秒358  32
 8 M・エリクソン(ブラウンGP)       1分19秒382  49
 9 L・ディ・グラッシ(ルノー)        1分19秒602 123
10 JR・ヒルデブランド(フォース・インディア)1分19秒873  41
11 P・サンチェス・ロペス(フェラーリ)    1分21秒068  39
12 D・ザンピエーリ(フェラーリ)       1分21秒279  42
13 M・ジポーリ(フェラーリ)         1分21秒725  41
14 B・ハートリー(トロロッソ)        1分22秒493  50
15 M・ボルトロッティ(トロロッソ)      1分23秒271  34
16 ホーピン・タン(ルノー)          1分32秒477   4