ベッテルも接近戦覚悟
ヘレス合同テストがスタート
お昼近くになってようやくコース・インしたレッドブルの新車「RB8」(カメラ=松本浩明)
お昼近くになってようやくコース・インしたレッドブルの新車「RB8」(カメラ=松本浩明)
 【ヘレス・サーキット(スペイン)L・バスコンセロス】チームの公式HPで今季型車両「RB8」を6日に発表したレッドブルは、7日のテスト初日に初走行に臨んだ。

 Wタイトルを2連覇した王者とは思えない、記念撮影セッションもない素っ気ない滑り出しで、午前11時58分にM・ウェーバーがコース・イン。予定から約1時間遅れで、まずはシステムの確認を行った。

 新車のお披露目時にチームが明らかにしたS・ベッテルのインタビューでは「過去2年、僕らは特徴的な“もの”を持っていた。でも、今年はない。その意味では戦いはとても接近したものになるだろう」と厳しい戦いを予想した。

 2010年は二層式ディフューザー、昨年も排気流を使ってダウンフォースを稼ぐシステムをライバルに先駆けて採用したが、今年はともに禁止。アドバンテージを失って12年シーズンに挑むのだ。

 しかし、クルマを造り出すのは、F1界No.1デザイナーのA・ニューウエイ氏。そして乗り込むのは「昨年の再現は難しいという予想を覆したい」という若き王者のベッテル。今年も大本命なのは間違いない。