ホワイティング氏も「正しくグリーン旗後に追い抜いた」と明言
3連覇が揺るぎない状態
 F1最終戦ブラジルGP(25日)で、追い抜きが禁止されている黄旗区間で前車を抜いた疑惑が持たれたS・ベッテル(レッドブル)だが、国際自動車連盟(FIA)のN・ハウエル広報官は「レッドブルとベッテルについて論じることはない」と明言、事実上不問にふされた。疑惑を抱いたフェラーリから問い合わせはあったようだが、ベッテルの3連覇は揺るぎない状況だ。

 動画投稿サイト「YouTube」にアップされたベッテルの車載映像では、追い抜き禁止を意味するイエローの点滅ライト後、その区間が終了する意味のグリーンライト点灯前に前車を追い抜いていた。が、FIAのレースディレクター、C・ホワイティング氏は独誌の取材に対し「ベッテルの場合は、イエローとグリーンのライトの間に、コース脇でグリーンの旗をマーシャルが振っていた。彼は正しくグリーン旗後に追い抜いた」と明言した。

 エースの逆転王座にわずかな望みをかけたフェラーリだが、F1統括会社のB・エクレストン代表からも「冗談のような話。フェラーリらしくもない」と一喝される始末。とんだ茶番となった。(L・バスコンセロス)