移籍先はフェラーリ? マクラーレン?
12月31日付でメルセデスを離脱するブラウン代表(メルセデス提供)
12月31日付でメルセデスを離脱するブラウン代表(メルセデス提供)
 F1に参戦するメルセデスAMGは28日、ロス・ブラウン代表(59)が今年の12月31日付で退任し、チームから離脱すると発表した。ブラウン代表の職務は来季からチーム運営部門をトト・ウルフ執行役員(41)、技術部門をパディ・ロウ技術責任者(51)が分担しながら引き継ぐ。

 ブラウン代表は09年、ホンダ撤退後のF1チームを母体としたブラウンGP代表としてダブルタイトル獲得に貢献。翌10年にメルセデスがブラウンGPを買収後もチーム代表として指揮を執り続け、今季はワークスチームとして復帰後ベストのコンストラクターズ争い2位に導いた。しかし今年1月にウルフ執行役員が株式30%を持つ大株主としてチームに加わってからは、代表職の権限をめぐってしばしば衝突。ロウ技術責任者と職務を分担させようとするウルフ執行役員の強権発動に異を唱え、今年限りでの離脱を決断した。

 ブラウン代表は「来季からはF1のルールが大きく変わるため、チームを去る決断をするにはちょうどいい時期だった」とコメント。

 今後の予定について声明には一切触れられていないが、欧州メディアの間では06年までテクニカルディレクターとして在籍したフェラーリ、そして15年からホンダのパワーユニットを使用するマクラーレンなどが移籍先候補として挙げられている。