ウエット・タイヤ8種類のデータ収集
バレンシア合同テスト最終4日目
レギュラー復帰はならなかったものの、精力的にテストをこなしたブルツ(カメラ=G・キャンベル)
レギュラー復帰はならなかったものの、精力的にテストをこなしたブルツ(カメラ=G・キャンベル)
 スペイン・バレンシアの合同テストは28日、ミシュラン(MI)・タイヤ勢のマクラーレン、ウィリアムズ、ルノー、トヨタの4チーム/4台が参加して最終日(4日目)を迎えた。この日は予定通りウエット・タイヤを集中テスト。コース上に散水車で水を撒き、人工的にウエット路面を作りだし、全チームが支給された8種類のタイヤでブリヂストン(BS)に後れを取っていたと指摘されているウエット・タイヤのデータ取りに専念した。

 トップ・タイムはA・ブルツ(マクラーレン)が記録した1分30秒465。4年ぶりのレギュラー復帰を目指してシーズン途中から交渉を続けていたジャガーと合意直前までいきながら、最終的に金銭的な折り合いがつかずに“破談”、この日マクラーレン残留が発表されたばかりだが、気持ちを切り替えて快調な走りを披露した。

 2番手はF・モンタニ(ルノー)。M・ジェネ(ウィリアムズ)、R・ブリスコー(トヨタ)が3、4番手で続いた。

 ▽A・ブルツ
 (ようやく残留発表となったが)もともと僕はマクラーレンの長期プログラムの一員なんだよ。それは今年のシーズン半ばにも発表されているしね。だからチームに残るのは当たり前なんだけど、他チームでレースをしてもいいという許可をもらっていたんだ。で、ジャガーとは5月ごろから話し合いを進めていたんだよ。結局、お互いに魅力ある合意点をなかなか見出すことができなかった形かな。ずっと待っている訳にはいかないから、そんなこんなで残ることを決めたんだ。(新車「MP4・9」は)この時期に来シーズン用のマシンを走らせられるというのはアドバンテージだよ。どれだけ素晴らしいかを確かめるのは、これからの走り込みにかかっているけどね。(MIのウエット・タイヤは)今回のテスト内容が1番良かった。来シーズンのベースとなるものを何種類か試してみたけど、すごくいいものがあった。