ルノーがオファー
早ければ4日夕にも
欧州でも器用さが評判となっている本山(資料)
欧州でも器用さが評判となっている本山(資料)
 本山哲が2日から始まったスペイン・バルセロナの合同テストで早くもF1ドライブする可能性が出てきた。ルノー関係者が明かしたもの。本山は今回、スペイン・ヘレスで来週に行われるルノーのテスト・ドライブの予習をするため当地入りしているが、他選手のテスト・プログラムがスケジュール通り進めば4日夕にもテスト・ランができるという。
 
 ただし条件が付く。チームがこの日用意しているテスト・プログラムが順調に進めば、ステアリングを握っているF・モンタニ、H・コバライネンのどちらかのマシンでテストができるという。このためテスト・セッション中にマシン・トラブルや赤旗中断など不測の事態が起きれば、来週に持ち越しとなる。

 テスト・スケジュールが繰り上がる可能性があるということは本山の腕がそれだけチームに信頼されている証拠。マシンへの適応力がずば抜けていることは欧州でも知られている。F・ニッポン、全日本GT選手権(JGTC)のタイトルはともかく最終戦日本GP(10月12日決勝)の金曜テストでF1初ドライブながら確実にタイムを詰めていくなど持ち前の器用さを見せており、チームもいち早く技量の高さを確認したい意向のようだ。

 本山は、テストのチャンスがあることについてはけむに巻いたものの、スタンバイが整っていることを強調。バルセロナは8月にテスト参加した「ワールドシリーズ・バイ・ニッサン(F・ニッサン)」で存分に走り込んでおり、ここでF1ドライブが実現すれば、1周目から本山らしい力強い走りがみられるはずだ。

 ▽本山哲
 僕はよくわからないが、もし、できたとしても前日雨だったから難しい状況でしょう。今回はF1テストがどういうものなのか勉強するのが目的で、3日には早速チーム・ミーティングに参加し、大体の流れがつかめた。ルノーのマシンは本当に興味がある。だって今年のマシンはコーナー・スピードが一番でしょ? 楽しみ。