金曜テストから経験者締め出し〜ジャガー残留は消滅
ジョーダン&ミナルディに望み
突然のレギュレーション変更でジャガー第3ドライバーの道を閉ざされたウィルソン
突然のレギュレーション変更でジャガー第3ドライバーの道を閉ざされたウィルソン
 J・ウィルソンがジャガー第3ドライバーの道を閉ざされ、苦境に立たされている。F1にとどまろうと、あえてテストドライバー降格を甘んじようと思った矢先のレギュレーション変更。04年は、グランプリ期間中の金曜朝に行われるテストの参加資格が制限され、過去2年間で6戦以上グランプリに出場したドライバーは参加できないことになってしまったのだ。

 これによりジャガーにとどまって復帰のチャンスをうかがおうとしていたウィルソンの目論見は消滅。このレギュレーションはまだ正式決定ではなく、来週にフランス・パリで行われる国際自動車連盟(FIA)のモータースポーツ世界評議会でチームのボス全員が否決すれば覆るが、FIAのスポークスマンによれば「そのチャンスはほとんどない」だけに、かつてのF1ドライバーで、現在はウィルソンのマネジャーを務めるJ・パーマーも怒りをかくせない。

 結局、生き残る道はミナルディ復帰かジョーダン移籍。ともに資金難にあえいでおり、ドライバーの持ち込むスポンサーシップに頼っているのが現状だが、パーマーはこの2チームとの交渉で楽観的な感触を得ていると語っている。

 ▽J・パーマー
 グランプリに出すぎたから走れないなんて初めて聞いた。(金曜テストに出ない)トップの4チームは自分たちの力をそうやって維持したいんだろう。(クリエンのジャガー加入は)彼の能力の問題ではない。商業上の理由だ。(シートについては)何とかできそうなムードになっている。ミナルディをメーンに話し合いをしており、ジョーダンの割合は小さいが、我々はF1に向かって集中しているよ。