ゴーン社長決断
ロータスから株買い戻す
 ルノーは3日、来季からワークスチームとしてF1に復帰すると正式発表した。ロータスを買収することで9月に基本合意していたが、待遇面をめぐってF1の運営サイドと折り合いがつかず、この時期までずれ込んだ。カルロス・ゴーン社長兼任最高経営責任者(CEO)は「100%で復帰するか、撤退するか、2つの選択肢があったが、精査した末に『ルノー』として2016年にF1に参戦することを決めた」とコメントした。

 マクラーレン、メルセデス、ウィリアムズなどF1参戦歴が長いチームに対しては「歴史的付加価値」が認められ、所定の分配金以外に上乗せ分を得られる仕組みになっている。

 ルノーも同等の待遇を求めたが、実際の提示額が低かったことからゴーンCEOが反発。F1グループのバーニー・エクレストンCEOとの間で話し合いが続けられ、週明けに新たな提示額で了承した。

 フルワークスでの参戦は3度目。最初は1977年から85年までで、2度目はベネトンを買収した2002年から10年まで。そのチームの自社株を売却した先がロータス。今回は株式を買い戻しての復帰となる。マシンにはコーポレートカラーの黄色を取り入れ、ジェラール・ロペス現代表もチームに残留する見通しだ。

 F1活動に関する詳細は来年1月に発表する方針。