第1日合同テスト
合同テストにウィリアムズから参加したロベルト・クビサ
合同テストにウィリアムズから参加したロベルト・クビサ
 【ヤスマリーナサーキット ペン=ルイス・バスコンセロス ペン&カメラ=鶴田真也】今年最後となる合同テストが始まり、ウィリアムズからは2010年以来のF1復帰を目指すロベルト・クビサ(32)=ポーランド=が参加。レギュラーたちと遜色のない走りを見せて9番手につけた。初日はフェラーリのキミ・ライコネン(38)=フィンランド=がトップタイムをマークした。

 ウィリアムズの空席を必ず手に入れてみせる。合同テストに参加したクビサは体力も気力も十分。午前中から精力的に走り込み、トータル100周をこなして9番手につけた。

 「感動しちゃった。ここを歩くと昔の記憶がよみがえってくる」。現地紙ガルフニュースの取材に笑顔で応えた。F1最後のレースが2010年の最終戦アブダビGP。その後の11年2月にラリー競技中の大事故で右手が不自由になり、F1から身を引いた。

 同チームでは今年に入って旧型車での走行を経験しているが、2017年型車はルノーの一員として参加した8月のハンガリー合同テスト以来となる。もちろん、お客さま扱いではない。今回は、タイヤを供給するピレリ主催のタイヤテストだ。

 テストは2日間で20セットの晴れ用が供給され、うち12セットが同社の指定した仕様。最も軟らかい新設のハイパーソフトも含まれている。残り8セットはチーム側が選択したものだ。

 走行前には、デビューチームがウィリアムズだった2016年王者のニコ・ロズベルグさんとガレージで談笑。ともに32歳で、自身のマネジメントを任せるなど厚い信頼を寄せている。緊張もすっかりほぐれたようだ。