前戦ブラジルGPで今季3勝目を挙げたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(AP)
前戦ブラジルGPで今季3勝目を挙げたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(AP)
 2021年もF1活動の継続を決めたホンダが、パワーユニット(PU)で提携するレッドブルと、22年以降の継続へ向け交渉を開始した。レッドブルのヘルムート・マルコ相談役(76)が明かした。

 「22、23年も引き続き協力を深める方向で互いに話し合っている。ホンダにはPUの開発コストが重大な懸案事項。しかし、国際自動車連盟はPU性能を21年以降、据え置きにする考え。きっとコストカットにつながるはずだ」と話し、エースのマックス・フェルスタッペン(22)=オランダ=をレッドブル・ホンダで王者に輝かせる―との思いで双方とも一致しているようだ。

 前戦ブラジルGPではトロロッソとともにホンダ系の2チームによるワンツーを果たし、来季への手応えも得た。レッドブルと組んでからホンダPUは戦闘力が格段に上がっており、提携を短期で打ち切るのは双方ともに惜しい状況なのだ。

 頼みの綱は今季3勝のフェルスタッペン。レッドブル・ホンダで初王者を取らせることを最優先事項としており、来季に決めれば、2010年に樹立したベッテルの23歳134日を破り、史上最年少王者となる。

 マルコ相談役は「ブラジルの好結果に加えてホンダ残留も決まり、マックスが21年もチームに残る確率が一気に高まった」と喜び、フェルスタッペン本人も「レッドブル・ホンダは確実に強くなってきたよ。ホンダPUの進化には満足。自信が持てる。もちろん来季王者を狙う」と宣言した。