公式テスト第1日
今季1年間メルセデスのリザーブ
 【ヤスマリーナサーキット(アブダビ) ペン=ルイス・バスコンセロス】来季ルノーのレギュラーに起用されたエステバン・オコン(23)=フランス=が、今年最後の合同テストで新天地での仕事を正式にスタートさせた。ピレリが持ち込んだ来季用タイヤで77周を走行し、8番手タイムをマーク。今年はメルセデスのリザーブに甘んじたため、1年ぶりの復帰に喜びを爆発させた。トップタイムは今季用タイヤを履いたメルセデスのバルテリ・ボッタス(30)=フィンランド。

8番手タイム

 真新しいルノーの黒と黄色のレーシングスーツに身を包んだオコンが、1年ぶりにコースへ帰ってきた。

 「素晴らしい気分だ。この日をずっと楽しみにしていて、ついに実現した。チームは温かく迎えてくれた。周回を重ねるにつれ、限界に近づいていけた」。ルノーの今季型マシン「RS19」の挙動を確認しながら、徐々にペースアップ。1年のブランクを埋めるべく、スピード感覚の回復に努めたという。

 2016年にマノーからF1デビューし、17、18年はフォースインディア(現レーシングポイント)で入賞連発の安定した実力を発揮した。しかし、今年はチームが買収された影響でシートを失い、メルセデスのリザーブとして雌伏の時を過ごしていた。

 「乗ってみて改善すべき点はいろいろあるが、今後に向けた土台はしっかりつかんだと思う」。ルノーとの初仕事は手応え十分だった様子。チームはオコンが少しでも早くマシンとスタッフになじむため、2日目も走行を担当させる。