2016年まで最高権威者としてF1に君臨したバーニー・エクレストンさん(92)=写真=が、2年連続チャンピオンになったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(25)=オランダ=を大絶賛した。オランダ紙「テレグラーフ」電子版が先月30日に伝えた。

 「F1とファンはマックスに感謝しなければ。彼はやるべきことをやって、ただレースをするだけ。ファンは長い間、ああいう“ピュアな”レーサーを見たかったんだ」

 フェルスタッペンは自由な時間を家で家族や友人と過ごし、コンピューターでのシミュレーションレースに参加する。過去のトップドライバーと異なり、高級車を飛ばしたり、カジノでパーティーに興じたりする姿はほとんど見られない。

 レースに全てをささげる姿勢をエクレストンさんはたたえ、同時に、オランダでのF1熱を再び高めた点も評価。「オランダは彼のことをとても誇りに思っているし、みんなが彼を応援している。それが、F1がザントフールト(オランダGP開催サーキット)に戻ってきた唯一の理由だ」

 長期的にF1を“支配”する可能性も示唆した。「ミハエル・シューマッハーとルイス・ハミルトンの持つ7度の世界タイトルを更新することを望む。クルマ次第ではあるが、もしレッドブルが行動をともにすれば、彼が勝ち続けられない理由はないだろう」。かつてのドンの目には、今後も「フェルスタッペン王朝」が栄華を極める未来が映っているようだ。