ビザ・キャッシュアップの今季型車「VCARB01」(C)RedBullContentPool
ビザ・キャッシュアップの今季型車「VCARB01」(C)RedBullContentPool
 アルファタウリF1から衣替えした「ビザ・キャッシュアップRB」が8日夜、米ラスベガスで今季型車「VCARB01」を発表。カラーリングは昨年までのダークネービーから、前身トロロッソ時代を思わせる鮮やかなメタリックブルー主体に変わった。デビュー4年目を迎える角田裕毅(23)と、グランプリ8勝のダニエル・リカルド(34)=オーストラリア=の継続コンビで躍進を狙う。角田は「早くこれで走るのが楽しみ!」と、やる気をみなぎらせた。

角田「早くこれで走るのが楽しみ」

角田(左)とリカルド(C)RedBullContentPool
角田(左)とリカルド(C)RedBullContentPool
 不夜城ラスベガスのきらびやかな街路光をバックに、角田の駆る今季型車「VCARB01」がベールを脱いだ。ガラッと変わった基調カラーは、あたかもレッドブル缶のごとし。アルファタウリ時代と比べ、若々しい活力がほとばしるようだ。

 レッドブルの弟分チームであることを示す雄牛のロゴは銀色で、エンジンカウルやノーズで跳ねる。サイドポンツーンに大きく目立つのは、タイトルスポンサーに就いた米クレジットカード大手「ビザ」のロゴ。ブルーはビザのイメージカラーでもある。

 同じくタイトルスポンサーの米モバイル決済サービス「キャッシュアップ」と、パワーユニットでレッドブル陣営に協力するホンダのロゴは側面にしっかり。新たにスポンサーとなったドイツのファッションブランド「ヒューゴ」のロゴは、フロントウイングに赤字で刻まれた。

リカルド「まずはレースで5位以内に」

 伊ファエンツァを本拠とするチームは、18年間率いたフランツ・トスト代表が昨季限りで勇退。フェラーリのレーシングディレクターだったローラン・メキース新代表の就任とともに、改名して生まれ変わった。レッドブル側は「競争力を高めて上位グリッドの常連を目指す旅の始まりだ」と祝福。育成チームからの脱皮を望んでいるようだ。

 リカルドも「新たなスタッフもたくさん集まった。中団トップチームへと成長すべき時が来た」と応じる。段階を踏んで前進すべく、「まずはレースで5位以内に入るのが目標。今季前半にも達成できるはず。トップ5の常連になれれば、表彰台に立てる時も必ず来る」と意気込んだ。

 昨季のチームは中盤まで製造者部門最下位であえぐも、終盤に改善を見せて8位に浮上して終えた。新たな船出は、勢いをつなげてステップアップする絶好機。角田は真新しいレーシングスーツに身を包み、「今年の車とスーツはまた一段とかっこいい!」と開幕が待ち切れない様子だ。