ガレージのストーブで暖をとるアロンソ(チーム提供)
ガレージのストーブで暖をとるアロンソ(チーム提供)
 今季末に契約満了を迎えるアロンソは、メルセデスのルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍に伴い、来季ストーブリーグの一番の注目株に躍り出た。早くも加熱し始めた周囲を尻目に、「最優先は私を迎え入れてくれたアストンと話し合いを進めること。ただ、もう何年もF1を続ける年齢じゃないし、自分の気持ちが大事だと思っている」と静かに説明した。

 F1を戦う体力を維持する自信はあるものの、日々のトレーニングや節制に取り組み続けるモチベーションが大きな問題だ。「どんなクルマでも運転することは大好きだけど、F1を戦うとなると人生の全てを費やさないとならない。20年以上やってきたが、50歳近くまではやりたくないよ」と本音を漏らす。

 アストンは大黒柱の引き留めに躍起だ。「われわれはフェルナンドを愛しているし、チームに不可欠な存在。2025年以降も一緒に仕事ができればいいのだが」とマイク・クラック代表。現役最年長の元王者を失えばチームの躍進が停滞しかねないだけに、残留交渉にも全力を尽くす。