チーム内には微妙な緊張感〜ブルツが2番手
へレス合同テスト2日目
トップ・タイムを刻んだR・シューマッハーの走り(カメラ=G・キャンベル)
トップ・タイムを刻んだR・シューマッハーの走り(カメラ=G・キャンベル)
 スペイン・へレスの合同テストは29日、6チーム/10台が参加して2日目を行い、6戦ぶりの復帰だった前戦中国GPで、チームと新たな確執を生んだR・シューマッハー(ウィリアムズ)が1分16秒847のトップ・タイムを刻んだ。が、チーム内には微妙な緊張感。まさに一触即発状態といった感じだ。

 中国GP決勝で、R・シューマッハーは、D・クルサード(マクラーレン)に接触されて急きょピットイン。メカニックがマシンの安全を確認し、首脳陣から走行続行の指示が出たものの、これを拒否。「チームから何か壊れているからというのでピットイン。その後のチェックで何も壊れていないということになったが、その時点で2〜3周遅れだったからねぇ」とラルフ。そんな無気力ぶりにこれまで擁護派だったBMWの開発責任者、M・タイセン博士からも批判を浴びせられた。

 そんなやりとりがあったからか、アジア・ラウンドにもかかわらずテストに合流。第18戦ブラジルGP(10月24日決勝)に向けたタイヤ選択プログラムを80周もこなしたが、チームとの信頼関係はいま一歩のようす。来季はトヨタ移籍が決まっており、ウィリアムズでは残り2戦だが、6年間も在籍した古巣と、ケンカ別れになりそうだ。

 A・ブルツ(マクラーレン)が0秒070差で2番手。F・モンタニ(ルノー)が3番手。P・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)が最多の105周をこなし4番手だった。以下、A・デビッドソン(BAR)、ワールドシリーズ・バイ・ニッサン(WSN)を戦うK・コバライネン、M・ジェネ(ウィリアムズ)、J・トゥルーリ(トヨタ)、E・ベルノルディ(BAR)、L・バドエル(フェラーリ)と続いた。