モントヤはタイヤ専念〜ルノー、依然トラブル続き
バレンシア合同テスト3日目
この日から合流、初めてのHANSにてこずったクルサード
この日から合流、初めてのHANSにてこずったクルサード
 スペイン・バレンシアの合同テストは28日、3日目を迎えてウィリアムズ、マクラーレン、ルノー、ザウバー、の4チーム/7台が引き続き走行に臨み、K・ライコネン(マクラーレン)が1分10秒664のトップ・タイムをマークした。この日は午前中こそ雲が出て気温が低かったものの、午後になると日が差して暖かくなり、気温も20度まで上昇。ライコネンはミシュランの新しいタイヤにトライ、終了間際には散水車でコースに水をまいてウエット・タイヤも試すなど114周をこなしてただひとり1分10秒台に入れ、2日連続の首位に立った。

 マクラーレンは、3日目からD・クルサードが合流。初めて頭部保護装置のHANSシステムを試したが、フィーリングの悪さにぼやくことしきり。タイムも2番手ながらチームメートに1秒以上の後れを取り、お疲れ気味のスタートとなった。

 J−P・モントヤ(ウィリアムズ)は137周(約550km)を走り込み、前日に続いて3番手。ライコネン同様、ミシュランのタイヤ・テストを消化したもので、5周のスティントを延々と繰り返していたが、チームが用意していた電気系統のプログラムは一切行え仕舞い。テストドライバーのM・ジェネは、03年用エンジンの開発テストをこなし4番手。1回12周のロングランを3回行い、4回目の途中でセンサー系のマイナー・トラブルに見舞われたが、ほぼ予定通り順調にプログラムを消化した。

 一方、J・トゥルーリ(ルノー)はこの日もハイドロリック(油圧システム)に問題が発生。最下位に終わったものの、現時点では来シーズン用マシンの貴重なデータとなるだけに、まずは“大歓迎”といった様子だった。

 ▽D・クルサード
 いや〜疲れたよ。(HANSは)初めてだったし、ものすごくつけ心地が悪いんだもの。

 ▽J・トゥルーリ
 昨日はエンジンで、今日はハイドロリック(のトラブル)。でも、心配はしていないよ。これはテストなんだからね。