ウィリアムズをドライブ〜トップ・タイムはウェーバー
バルセロナ合同テスト初日
偉大な父・ケケ(右)に見守られながらウィリアムズのコックピットにおさまったニコ(カメラ=G・キャンベル)
偉大な父・ケケ(右)に見守られながらウィリアムズのコックピットにおさまったニコ(カメラ=G・キャンベル)
 スペイン・バルセロナの合同テストは3日、カタロニア・サーキットにウィリアムズ、マクラーレン、ルノー、BAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)、ジャガー、トヨタの6チーム/12台が参加してスタートした。このオフ2回目の合同テスト。初日はM・ウェーバー(ジャガー)が67周を走り込み、1分18秒192のトップ・タイムをマークした。J−P・モントヤ(ウィリアムズ)が午前中から積極的な走りで2番手。A・ブルツ(マクラーレン)が3番手で続いた。

 この日、最も注目されたのはN・ロズベルグ(ウィリアムズ)。元F1王者のケケを父にもつニコは、史上最年少となる17歳5カ月の若さでのF1マシン・ドライブだったが、さすが“純血”を感じさせるアグレッシブな走りを披露した。メルセデスと育成プログラムで長期契約を結んでいるとされ、ライバル・チームでのドライブは考えられなかったものの、BMWのディレクター、G・ベルガー氏と交渉の末、入門カテゴリーのF・BMW・ADAでタイトルを獲得したご褒美で参加が実現。ベストはトップから約3秒落ちの1分21秒069で8番手ながら、ジュニア・フォーミュラしか経験していないルーキーとしては予想以上のパフォーマンスをみせつけた。

 ウィリアムズはこの他、欧州ツーリングカー選手権にBMWで参戦したD・ミューラーもF1初ドライブし10番手。ルノーでは、テストドライバーとして期待しているR・デュマが初走行に臨み、48周をこなして11番手だった。

 トヨタのO・パニスは、「TF102」の4号車をドライブ。マシン特性を学ぶとともに、基本的なセッティングに集中したが、ノー・トラブルで80周をこなし、予定していたプログラムをすべて終了、タイムも1分18秒934で4番手と順調な滑り出しとなった。なお、僚友のC・ダ・マタは2日から、ホーム・コースのフランス・ポールリカールで2日から4日間のテストに臨んでいる。

 ▽N・ロズベルグ
 感動した。F3に乗るのが嫌になるね。最初の周回は『プレイステーション』のゲームをしているようだった。

 ▽O・パニス
 初日からとても有意義なテストになった。80周も走ってマシンのセットアップの変更を行うとともに、自分自身、さらにTF102について学ぶことができた。まだ改善しなくてはならないことは山ほどあるが、幸先のいいスタートを切れた。