マクラーレンがワンツー〜次回は豪華メンバー勢揃い
ヘレス合同テスト最終5日目
悪コンディションに不満を隠さなかったものの、新天地でのやる気は満々のトゥルーリ(カメラ=G・キャンベル)
悪コンディションに不満を隠さなかったものの、新天地でのやる気は満々のトゥルーリ(カメラ=G・キャンベル)
 スペイン・ヘレスの合同テストは4日、フェラーリ、ルノー、マクラーレン、トヨタ、ジョーダンの5チーム/8台が参加して最終5日目を行い、A・ブルツ(マクラーレン)が1分19秒750のトップ・タイムをマークした。この日は正午まで雨が降り、午後3時過ぎに陽が差し始めたものの、完全にドライになったとはいえない微妙なコンディション。マクラーレンはP・デ・ラ・ロサも0秒016差の2番手につけ、好調をアピール。それでも2人は「とにかくこの天候じゃあね。この3日間で続けて走れたのは3周だけだもの。来週のテストで今回のうっぷんを晴らすことにする」と言葉をそろえ、サーキットを後にした。

 J・トゥルーリ(トヨタ)も1分19秒台に入れて3番手。右目の負傷で2日間走行を控え、3日ぶりの参加となったが、この日最多の86周をこなすなど精力的に走り込んだ。しかし、その表情は不満そう。目の負傷で走れなかったことと、いざ走れば濡れた路面とあって心底、残念そうな表情を見せるが、それも新天地にかけるやる気の表れか。なかなか歯車がかみ合わない状況ながら、心機一転を誓っていた。

 以下、L・バドエル(フェラーリ)、G・フィジケラ(ルノー)、M・ジェネ(フェラーリ)、F・モンタニ(ルノー)の順。ジョーダンは05年用の空力マシンでブリヂストンのタイヤ・テストを行い、今年最後のテストを締めくくった。ステアリングを握ったR・ドールンボスはしっかりと75周。しかし、この日唯一の赤旗原因ともなり、1分25秒台の最下位に苦笑いだった。

 来週のスペイン・ヘレスの合同テストには豪華メンバーが揃いそう。マクラーレンはJ−P・モントヤとK・ライコネン、トヨタがR・ゾンタとO・パニス、フェラーリはR・バリチェロ、ルノーもF・アロンソがそれぞれ加わり、レッドブルにはD・クルサードが参加。N・ピケJrもBARをドライブする。

 ▽J・トゥルーリ
 路面がこんな状態じゃ、成果は何もなかったという感じだね。もともとウエットのプログラムは来週からの予定だったし。新車のためにドライのデータがたくさん欲しい時期だから、ドライで走りたかった。目のケガといい、今回のテストは本当にがっかりだった。まあ、どのみち1月の13日には新車をドライブできる。それまでしっかりとトレーニングし、テストで走り込んで自分の態勢を整えておくよ。

 ▽R・ドールンボス
 (赤旗原因となって)マシンにダメージはなかったから良かったけど、今ひとつだったかなあ。