被災地で復興支援にも汗
意外な一面持つサラリーマン・ドライバー
仁木圭之(ALT Team Naoki・ST)が参戦2年目の最終戦で3位に食い込み、キャリア初の表彰台をものにした。「最高に気持ちよかったです。これまで悔しいレースばっかりで、ここまで苦しい場面が多かったし、今回の4レースでもミスもあって順位を落とすことが多かったけど、絶対に最後は決めてやるぞという気持ちで走りました」と仁木。初めて立ったポディウムで何度も拳を突き上げ、喜びを爆発させた。
普段は都内の医療機関で医療事務の仕事に励むサラリーマン。参戦費用をバックアップしてもらえるメーカー系のスカラシップと違い、一般枠での参戦のため、すべて自己負担しなければならず、もらう給料の7〜8割を週末のレースのためにつぎ込んでいる。そんな資金的に苦しい状況の中、スポンサー探しに走り回り、さまざまなバックアップのおかげで出場を続けることができたのだ。
今風の風貌で、一見軽そうにみえる仁木。表彰式でも応援するファンから「チャラオ〜!」のコールが飛んだ。だが、3月11日に起きた東日本大震災の直後、スーパーGT(SGT)GT300クラスに参戦するジムゲイナーのスタッフらとともに宮城県・石巻市周辺の被災地を訪れて復興支援に尽力するなど意外な一面も。
「困っている人たちのために何かできないかと思い、会社に休みをお願いして何度か手伝いに行きました」。そんな人柄が多くのファンを引きつけ、支援してくれるスポンサーも集まる大きな背景のひとつといっていいだろう。
「今日はサポートしてくれているスポンサーの方たちも応援に来てくれていたので、最後に結果を出すことができて本当によかった」と声を弾ませた仁木。26歳の参戦最年長サラリーマン・ドライバーが最後にしっかりと結果を残した。
普段は都内の医療機関で医療事務の仕事に励むサラリーマン。参戦費用をバックアップしてもらえるメーカー系のスカラシップと違い、一般枠での参戦のため、すべて自己負担しなければならず、もらう給料の7〜8割を週末のレースのためにつぎ込んでいる。そんな資金的に苦しい状況の中、スポンサー探しに走り回り、さまざまなバックアップのおかげで出場を続けることができたのだ。
今風の風貌で、一見軽そうにみえる仁木。表彰式でも応援するファンから「チャラオ〜!」のコールが飛んだ。だが、3月11日に起きた東日本大震災の直後、スーパーGT(SGT)GT300クラスに参戦するジムゲイナーのスタッフらとともに宮城県・石巻市周辺の被災地を訪れて復興支援に尽力するなど意外な一面も。
「困っている人たちのために何かできないかと思い、会社に休みをお願いして何度か手伝いに行きました」。そんな人柄が多くのファンを引きつけ、支援してくれるスポンサーも集まる大きな背景のひとつといっていいだろう。
「今日はサポートしてくれているスポンサーの方たちも応援に来てくれていたので、最後に結果を出すことができて本当によかった」と声を弾ませた仁木。26歳の参戦最年長サラリーマン・ドライバーが最後にしっかりと結果を残した。