中上は無念の赤旗で7位
第6戦スティリアGP決勝
ポルトガル人として初の最高峰クラス優勝を果たしたミゲール・オリベイラ(KTM)(AP=共同)
ポルトガル人として初の最高峰クラス優勝を果たしたミゲール・オリベイラ(KTM)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第6戦スティリアGPは23日、オーストリアのレッドブル・リンクで決勝が行なわれ、最高峰のモトGPクラスは参戦2年目のミゲール・オリベイラ(KTM)が初優勝を飾った。日本の中上貴晶(ホンダ)は7位に入った。

 28周予定のレースは3番手スタートのジョアン・ミル(スズキ)がトップを奪い、中上が2番手で追う展開となるが、17周目にマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がマシントラブルからクラッシュ、炎上するアクシデントが発生して赤旗中断。2戦連続で2ヒート制となる。残り12周の再開後はジャック・ミラー(ドゥカティ)が飛び出し、ミル、オリベイラ、ポル・エスパルガロ(KTM)が追走。まずミルが遅れ、オリベイラも少し離れて優勝争いはミラーとポル・エスパルガロに絞られたかに見えた。しかし最終周回、激しく競り合う両者が意地の張り合いでラインが乱れた隙をオリベイラが突いて逆転。ポルトガル人として初の最高峰クラス優勝を実現した。2位に0.316秒差でミラーが続き、3位にポル・エスパルガロが入った。

 日本の中上は、前半で2番手を走る好走を見せていたが無念の赤旗中断。再スタートで順位を落とし、懸命の追走を見せたが先頭グループには届かず、トップと1.864秒差の7位となった(共同通信デジタル)