シリーズ通算6勝目
第7戦インディ500決勝
インディ500で2度目の優勝を飾り、ブリックヤードで日の丸を掲げる佐藤琢 磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)(AP=共同)
インディ500で2度目の優勝を飾り、ブリックヤードで日の丸を掲げる佐藤琢 磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)(AP=共同)
 自動車のインディカー・シリーズ第7戦インディ500は23日、米国インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで決勝が行なわれ、日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が昨年第15戦以来、シリーズ通算6回目の優勝を飾った。伝統のインディ500優勝は2017年に続いて2回目。

 例年は約30万人の観衆を集めるインディ500も今年は無観客で開催。オーバルコース200周のレースは予選2番手のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がトップに立ち、好調のライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)と佐藤が追走する展開で滑り出す。中盤に入るとアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)が仕掛け、佐藤、ディクソンを抜いて先頭に踊り出るが、124周目のピットアウトの際に佐藤と接触し、安全確認違反で最後尾への降格処分を受けてしまう。幸い佐藤のマシンにダメージはなく、その後のディクソンとの接近戦に競り勝ってトップへ浮上。最終ピットインを経てディクソンが一度は前に出るが、171周目に佐藤が再び首位を奪還し、そこからは激しく追い上げるディクソンと佐藤の一騎打ちとなる。ストレートの速さを活かした冷静な走りで佐藤が先頭を守ると、残り4周で後方のクラッシュ発生によりセーフティカー導入。そのままの序列でチェッカーとなり、佐藤が2017年以来2度目のインディ500優勝を達成した。2位にディクソンが続き、3位にグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が入った。なお、元F1チャンピオンで2度目のインディ500挑戦となったフェルナンド・アロンソ(アロー・マクラーレンSP)は1周遅れの21位だった。

 シリーズポイントでは、ディクソンが335ポイントとして首位を守り、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が同251でそれを追う展開。今回優勝の佐藤も同207として6位に浮上している(共同通信デジタル)
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