鮮やかな追い上げ見せた佐藤は2位
第8戦ゲートウェイ・レース1決勝
今季4回目、通算50回目の優勝を飾ったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)(AP=共同)
今季4回目、通算50回目の優勝を飾ったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)(AP=共同)
 自動車のインディカー・シリーズ第8戦は29日、米国イリノイ州のゲートウェイ・モータースポーツ・パークで決勝が行なわれ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が今季4回目の優勝を飾った。日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は2位に入った。

 オーバルコース200周のレースは、スタートのグリーンフラッグが振られる直前に複数台のクラッシュが発生する波乱の滑り出し。前半はポール・ポジションのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がトップを守るが、最初のピットインでパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)が先頭に出て、ディクソンがそれを追う展開へと変わる。中盤、降雨によるセーフティカー導入があり、再スタートとともに猛ペースで追い上げを開始したのが佐藤。苦戦した前半から復調すると、給油を遅らせる作戦が的中して3番手まで上昇。そして残り20周で2番手のオワードを抜き、ディクソンの背後へと迫った。ラスト10周は先週のインディ500同様にディクソンと佐藤の一騎打ちとなるが、今回はディクソンがトップを死守し、今季4回目の優勝を手中にした。2位に0.1404秒差で佐藤が続き、3位にオワードが入った。

 シリーズポイントではディクソンが386ポイントとして首位を守り、今回12位のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が同269でそれを追う。また、同248とした佐藤は4位に浮上している(共同通信デジタル)