ビンダーが初優勝
第9戦カタルーニャGP決勝
カタルーニャGPで11位に入り、年間チャンピオン争い首位に立った小椋藍(右端・ホンダ)(AP=共同)
カタルーニャGPで11位に入り、年間チャンピオン争い首位に立った小椋藍(右端・ホンダ)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第9戦カタルーニャGPは27日、スペインのカタロニアで決勝が行なわれ、モト3クラスはダリン・ビンダー(KTM)がキャリア初優勝を飾った。日本勢は小椋藍(ホンダ)が11位に入り、年間チャンピオン争いでトップに立った。

 21周のレースはポール・ポジションのトニー・アルボリーノ(ホンダ)が好スタートを切り、9番手から急上昇してきたビンダーやポイントリーダーのアルベルト・アレナス(KTM)とともに集団前方で接近戦をリードする。5周目、転倒したジョン・マクフィー(ホンダ)にアレナスが巻き込まれて両者リタイヤ。中盤に入るとデニス・フォッジア(ホンダ)やジャウマ・マシア(ホンダ)も上位をうかがい、優勝争いは6台ほどのつばぜり合いとなる。終盤を迎えるとフォッジアが先頭に立つが、残り5周を切り、一旦ポジションを下げていたビンダーがプッシュ開始。果敢な走りでラストラップにトップを奪ったビンダーは、そのまま後続を抑えて先頭でチェッカーを受け、参戦6年目にして初優勝をつかんだ。2位に0.103秒差でアルボリーノが続き、3位にフォッジアが入った。

 日本勢は、24番手スタートだった小椋が10台近く抜く好スタートを見せたが、その後はペースが伸びず中団争いでは苦戦。それでも我慢の走りで終盤にかけて順位を上げ、11位に食い込んだ。これにより小椋はシリーズポイントを122ポイントとし、今回リタイヤで同119のアレナスを抜き、ポイントリーダーに浮上した。このほか、山中琉聖(ホンダ)が15位、佐々木歩夢(KTM)17位、鳥羽海渡(KTM)18位、国井勇輝(ホンダ)は21位だった。なお、鈴木竜生(ホンダ)は負傷で欠場した(共同通信デジタル)