中上は鋭い追い上げで7位
第9戦カタルーニャGP決勝
今季3勝目を挙げ、表彰台でガッツポーズのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)(AP=共同)
今季3勝目を挙げ、表彰台でガッツポーズのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第9戦カタルーニャGPは27日、スペインのカタロニアで決勝が行なわれ、最高峰のモトGPクラスはファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が今季3回目の優勝を飾った。日本の中上貴晶(ホンダ)は7位だった。

 24周のレースは、スタート直後にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とヨハン・ザルコ(ドゥカティ)が接触コースアウトする波乱の滑り出し。それでもポール・ポジションのフランコ・モルビデリ(ヤマハ)がトップを守ってバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とクアルタラロが追走し、予選好調だったヤマハ勢が上位を固める展開となる。3番手に付けていたクアルタラロは徐々にペースを上げていくと、ロッシとモルビデリをかわして9周目にはトップへ浮上。その後、モルビデリがミスで遅れ、ロッシは16周目に転倒リタイヤ。ほぼ一人旅となったクアルタラロは、そのまま後続を寄せ付けない速さで逃げ切り、6戦ぶり今季3回目の優勝を果たした。2位に0.928秒差でジョアン・ミル(スズキ)が入り、3位にアレックス・リンス(スズキ)が続いた。シリーズポイントでは、リーダーのドヴィツィオーゾがリタイヤで84ポイントに留まったため、108ポイントまで伸ばしたクアルタラロが首位を奪還し、同100のミルが2番手に付けている。

 日本の中上は、11番手スタートから序盤は苦戦したものの、中盤から追い上げて7位に入った(共同通信デジタル)