GT300は藤波/デ・オリベイラ組が勝利
スーパーGT第5戦富士決勝
 スーパーGT(SGT)第5戦は4日、静岡県の富士スピードウェイで決勝レースが行なわれ、GT500クラスはサードのヘイキ・コバライネン/中山雄一(GR Supra)が今季初優勝を飾った。GT300クラスはKONDOの藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが勝利を収めた。

 今季初めて観衆の前で行なわれた66周のレースは、スタート直後にB−MAXの平手晃平/千代勝正(日産GT−R)や無限の武藤英紀/笹原右京(ホンダNSX)が絡んだクラッシュが発生。いきなりのセーフティカー導入となる。前半はポール・ポジションのARTA・野尻智紀/福住仁嶺(ホンダNSX)がトップで主導権を握るが、26周目のピットインを素早くこなしたコバライネン/中山組が3番手から実質トップへ浮上。同様に素早いピットで5番手から実質2番手へ順位を上げたKeePerトムスの平川亮/ニック・キャシディ(GR Supra)と野尻/福住組らが激しい2位争いのバトルを繰り広げるうちに、先頭のコバライネン/中山組がリードを広げて独走体制を築く。結局、コバライネン/中山組がそのまま衰えないペースで逃げ切り、昨年第6戦以来の優勝を果たした。10.216秒差の2位には終盤に鮮やかな追い上げを見せたチーム和光の大嶋和也/坪井翔(GR Supra)が入り、3位に野尻/福住組が続いた。シリーズポイントでは大嶋/坪井組が通算47ポイントとして首位へ浮上、平川/キャシディ組が同46、リアルの塚越広大/ベルトラン・バゲット(ホンダNSX)が同44で追う展開となっている。

 GT300は、6番手スタートから序盤の追い上げで先頭を奪った藤波/デ・オリベイラ組が最後までペースの落ちない快走で今季初勝利を挙げた。2位には23.787秒差でARTAの高木真一/大湯都史樹が入り、3位にR&Dの蒲生尚弥/菅波冬悟が続いた(共同通信デジタル)