GT300はアウディの川端/近藤組
スーパーGT第6戦鈴鹿決勝
 スーパーGT(SGT)第6戦は25日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝レースが行なわれ、GT500クラスはニスモの松田次生/ロニー・クインタレッリ(日産GT−R)が最後尾からの逆転で今季2回目の優勝を飾った。GT300クラスはヒトツヤマの川端伸太朗/近藤翼が勝利を収めた。

 52周のレースは、2戦連続ポール・ポジションのARTA・野尻智紀/福住仁嶺(ホンダNSX)が先頭を守る順当な滑り出し。序盤は、4番手スタートだったインパルの佐々木大樹/平峰一貴(日産GT−R)が積極的な走りで2番手へ上がり、存在感を見せる。20周目前後から各車ドライバー交代のピットインが始まると、KeePerトムスの平川亮/ニック・キャシディ(GR Supra)とクニミツの山本尚貴/牧野任祐(ホンダNSX)が接触。最終的に両者ともリタイヤとなってしまう。このピットストップを活かし、佐々木/平峰組が野尻/福住組から先頭を奪うが、直後にGT300クラス車両のコースアウトが発生し、セーフティカー導入。ここで恩恵を受けたのが予選のクラッシュによる最後尾スタートから追い上げていた松田/クインタレッリ組だった。ピットクローズ直前のタイミングでピットインし、スロー走行となった上位勢の前でコース復帰。まさかのトップ浮上だ。松田/クインタレッリ組は、27周目の再スタートから追いすがる佐々木/平峰組を振り切る好ペースで周回を重ね、最後はほぼ独走状態でチェッカーを受けた。松田/クインタレッリ組の優勝は、第3戦以来今季2回目。後続では、最後まで続いた2番手争いを制した佐々木/平峰組が4.616秒遅れの2位に入り、3位に野尻/福住組が続いた。シリーズポイントでは、今回12位のチーム和光・大嶋和也/坪井翔(GR Supra)が通算47ポイントで首位を守り、平川/キャシディ組が同46、松田/クインタレッリ組ら3組が同45でそれを追う大混戦となっている。

 GT300は、セーフティカー導入のタイミングで躍進した川端/近藤組がチーム4年ぶり、両ドライバーとしては初の優勝を果たした。2位に2.605秒差でアドヴィックスの阪口良平/小高一斗が続き、3位にグッドスマイルの谷口信輝/片岡龍也が入った(共同通信デジタル)