優勝は2戦連続のマシア
第12戦テルエルGP決勝
自己最高の2位に入り、チームメイトとタッチして喜ぶ佐々木歩夢(中央・KTM)。右は3位の鳥羽海渡(KTM)(AP=共同)
自己最高の2位に入り、チームメイトとタッチして喜ぶ佐々木歩夢(中央・KTM)。右は3位の鳥羽海渡(KTM)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第12戦テルエルGPは25日、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝が行なわれ、モト3クラスはジャウマ・マシア(ホンダ)が第11戦に続く連勝を飾った。日本勢は佐々木歩夢(KTM)が2位、鳥羽海渡(KTM)が3位に入った。

 19周のレースは、ポイントリーダーのアルベルト・アレナス(KTM)が5番手スタートから積極的に仕掛け、1周目からトップに立ってレースを引っ張る。また、6番手から好スタートを切った佐々木も序盤から先頭争いに参加。中盤に入り、後方からマシア、鳥羽、ダリン・ビンダー(KTM)、セレスティーノ・ビエッティ(KTM)、鈴木竜生(ホンダ)が上昇。20台近いマシンが一本棒で連なる接近戦の中でも、徐々に優勝候補が絞られていく。残り5周を切ると、終始、先頭付近に位置取るアレナスとマシアのトップ争いを軸に、鳥羽、佐々木、ビエッティの3人がその後ろからチャンスをうかがう展開となる。最終周回、バックストレートでマシアがアレナスに勝負を仕掛けてパス。そのまま先頭でチェッカーを受け、先週に続く連勝を果たした。0.051秒差の2位には、先頭争いの隙を見逃さずポジションを上げた佐々木が入り、レギュラー参戦4年目にして初の表彰台。さらに鳥羽が3位に続いた。シリーズポイントでは、今回4位のアレナスが通算157ポイントとして首位を守り、今回9位の小椋藍(ホンダ)が同138、ビエッティが同137でそれを追っている。

 そのほかの日本勢は、10番手スタートの小椋が苦戦し、トップ争いに絡めないまま9位フィニッシュ。山中琉聖(ホンダ)が23位、国井勇輝(ホンダ)は25位だった。また、鈴木は上位集団に加わって存在感を見せたが、最終周回に転倒しリタイヤに終わった(共同通信デジタル)