中上は痛恨の転倒リタイヤ
第12戦テルエルGP決勝
逃げ切りでテルエルGPを制したフランコ・モルビデリ(前・ヤマハ)(AP=共同)
逃げ切りでテルエルGPを制したフランコ・モルビデリ(前・ヤマハ)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第12戦テルエルGPは25日、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝が行なわれ、最高峰のモトGPクラスはフランコ・モルビデリ(ヤマハ)が今季2回目の優勝を飾った。日本の中上貴晶(ホンダ)はリタイヤだった。

 日本人16年ぶりのポール・ポジションで注目された中上は、トップを守る好スタートを見せたものの第3コーナーで痛恨の転倒。リタイヤとなる。これでモルビデリが先頭に立ち、アレックス・リンス(スズキ)がそれを追走。徐々に2台が後続との差を広げ、抜け出す展開となる。後方では10番手スタートのアレックス・マルケス(ホンダ)がキレのある走りで順位を上げ、3番手のジョアン・ミル(スズキ)の背後にまで迫るが14周目に転倒リタイヤ。ホンダ陣営にとっては無念のレースとなった。先頭を走るモルビデリは終盤を迎えてもミスのない冷静な走りでラップを刻み続け、2番手のリンスに付け入る隙を与えない。結局、モルビデリがそのまま逃げ切りで第6戦以来の2勝目を手にした。2位に2.205秒差でリンスが続き、3位にミルが入った。

 チャンピオン争いでは、ポイントリーダーのミルが通算137ポイントまで伸ばして首位を守り、今回8位だったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が同123、今回7位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が同118で追う展開となった(共同通信デジタル)