佐藤は無念のペナルティで10位
第14戦セントピーターズバーグ決勝
6度目のチャンピオンに輝き、トロフィーとともにポーズを取るスコット・ディクソン(左・チップ・ガナッシ)(AP=共同)
6度目のチャンピオンに輝き、トロフィーとともにポーズを取るスコット・ディクソン(左・チップ・ガナッシ)(AP=共同)
 自動車のインディカー・シリーズ最終戦となる第14戦は25日、米国フロリダ州のストリート・オブ・セント・ピーターズバーグで決勝が行なわれ、3位に入ったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が2年ぶり6回目の年間チャンピオンを決定した。優勝はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)だった。また、日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は10位に入った。

 今季唯一の市街地レースは100周で争われ、まずはポール・ポジションのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が先頭を守るが5周目にコントロールミスで後退。代わってアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)がトップに立ち、軽快な走りでレース中盤を牽引したものの、70周目にスピン。その後、突然の雨の影響などもあり、イエローコーションが連発する。この荒れたレースで抜群の集中力を見せてレースを組み立てたのが3番手に付けていたニューガーデン。残り21周、この日5回目となるセーフティカー導入からの再スタート直後、一気に2台を抜いてトップに立つと、追いすがるパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)を振り切って今季4回目の優勝を手中にした。2位には4.1409秒差でオワードが入った。一方、9位以内に入れば自力で年間チャンピオンを決められるディクソンは、11番手スタートながらミスのない走りで順位を上げ、目まぐるしく変わる状況に対応できず後退する他選手を尻目に貫禄の3位フィニッシュ。通算537ポイントとして2年ぶり6回目のチャンピオンをたぐり寄せた。

 日本の佐藤は、13番手スタートから攻めの走りで6番手まで浮上したが、75周目の接触の原因になったというペナルティが科せられ最後尾へ後退。最終的に10位まで挽回してレースを終えた。佐藤はこれで通算348ポイントとして年間ランキング7位となった(共同通信デジタル)