GT300は藤波/デ・オリベイラ組が制す
スーパーGT第7戦もてぎ決勝
 スーパーGT(SGT)第7戦は8日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースが行なわれ、GT500クラスはARTAの野尻智紀/福住仁嶺(ホンダNSX)が今季初優勝を飾った。GT300クラスはKONDOの藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが第5戦以来の今季2勝目を挙げた。

 63周のレースは、予選トップ3を占めたNSX勢が先頭争いを展開。10周目、ポール・ポジションだったナカジマの伊沢拓也/大津弘樹(ホンダNSX)から2番手スタートの野尻/福住組がトップを奪う。23周目、野尻/福住組と伊沢/大津組が早めのタイミングでドライバー交代のピットインを済ませると、直後にコースアウト車処理のためセーフティカー導入。これでこの両車は、再スタート後にピットインした後続と1分以上の大差を付けることに成功した。そこからはNSX勢同士の一騎打ちとなった優勝争い。先頭の野尻/福住組がペースの落ちない快走を続け、徐々に伊沢/大津組を引き離す。最後は独走となってチェッカー受けた野尻/福住組が今季初の優勝を手中にした。福住はこのクラス初優勝。2位には46.238秒差で伊沢/大津組、3位にクニミツの山本尚貴/牧野任祐(ホンダNSX)が続き、5位までがNSX勢。13年ぶりとなるホンダ勢の表彰台独占となった。

 シリーズポイントでは、今回5位のリアル・塚越広大/ベルトラン・バゲット(ホンダNSX)と今回6位のKeePerトムス・平川亮(GR Supra)が通算51ポイント。さらにニスモの松田次生/ロニー・クインタレッリ(日産GT−R)と山本/牧野組が同49で追うなど、最終戦を残して6ポイント差に8組がひしめく大混戦となっている。

 GT300は、中盤にトップを奪い、最後まで続いた先頭争いを制して逃げ切ったKONDOの藤波/デ・オリベイラ組が今季2勝目を挙げた。2位に1.060秒差でグッドスマイルの谷口信輝/片岡龍也が続き、3位にTOMEIの青木孝行/大滝拓也が入った。チャンピオン争いは、藤波/デ・オリベイラ組が通算56ポイントとして首位に立ち、R&Dの蒲生尚弥/菅波冬悟が5ポイント差でそれを追っている(共同通信デジタル)