リーダーのアレナスは4位。小椋8位
第14戦バレンシアGP決勝
今季初優勝を飾り、マシン上でガッツポーズを見せるトニー・アルボリーノ(ホンダ)(AP=共同)
今季初優勝を飾り、マシン上でガッツポーズを見せるトニー・アルボリーノ(ホンダ)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第14戦バレンシアGPは15日、スペインのリカルド・トルモで決勝が行なわれ、モト3クラスはトニー・アルボリーノ(ホンダ)今季初勝利を収めた。日本勢は小椋藍(ホンダ)が8位に入って逆転チャンピオンに望みをつないだ。

 23周のレースは、先週の第13戦を制したラウル・フェルナンデス(KTM)が立ち上がりから攻めの走りで先頭を奪い、一気にリードを広げていく。後方では2番手スタートから上位を走っていた鳥羽海渡(KTM)の転倒に鈴木竜生(ホンダ)が巻き込まれるクラッシュが発生。やがて、ポイントリーダーのアルベルト・アレナス(KTM)、好スタートでジャンプアップしたアルボリーノ、ダリン・ビンダー(KTM)、小椋ら8台による第2集団が形成される。後半に入ると第2集団からアルボリーノとセルジオ・ガルシア(ホンダ)が抜け出し、先頭のフェルナンデスに迫る。一方、小椋は徐々に遅れて7位争いと苦しい展開。やがてトップはアルボリーノ、ガルシア、フェルナンデスによる三つ巴の争いとなり、これを制したアルボリーノが昨年第8戦以来の優勝を手中にした。2位には1.142秒差でガルシアが続き、3位にフェルナンデスが入った。

 ポイントリーダーのアレナスは先頭争いからは遅れたものの手堅い走りで4位を確保し、通算170ポイントとして首位を死守。一方、トップと9.852秒差の8位だった小椋は162ポイント。そして、アルボリーノが同159。最終戦を残し、年間チャンピオン争いはこの3人に絞られた。

 そのほかの日本勢は、山中琉聖(ホンダ)が15位、国井勇輝(ホンダ)18位、佐々木歩夢(KTM)は19位だった。また、鈴木と鳥羽はリタイヤに終わった(共同通信デジタル)