フェルナンデスが今季2勝目
第15戦ポルトガルGP決勝
初のチャンピオンを獲得し、表彰台で喜びを表すアルベルト・アレナス(KTM)(AP=共同)
初のチャンピオンを獲得し、表彰台で喜びを表すアルベルト・アレナス(KTM)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)最終戦となる第15戦ポルトガルGPは22日、ポルティマンで決勝が行なわれ、モト3クラスはアルベルト・アレナス(KTM)が年間チャンピオンを決定した。優勝はラウル・フェルナンデス(KTM)だった。

 21周のレースは、ポール・ポジションのフェルナンデスが序盤から攻めの走りでするすると独走体制を築いていく。後続は、年間チャンピオンを争うアレナスと小椋藍(ホンダ)や鈴木竜生(ホンダ)らを含む7台の接近戦となった。終盤に入ると、上位集団からジャウマ・マシア(ホンダ)や鈴木が転倒して脱落。徐々に小椋やアレナスも遅れ、第3集団へと吸収されていく。先頭のフェルナンデスは、最後までペースの落ちない快走のままチェッカーを受け、今季2回目の勝利を達成。2位に5.810秒差でデニス・フォッジア(ホンダ)が入り、3位にジェレミー・アルコバ(ホンダ)が続いた。

 年間チャンピオン争いは、8ポイント差の逆転を目指して小椋が前半から仕掛けたものの、中盤から徐々にペースが落ちて最終的に8位。一方のアレナスも終盤に順位を下げて12位だった。この結果、アレナスが通算174ポイントでチャンピオンを獲得。今回5位のトニー・アルボリーノ(ホンダ)が同170でランキング2位。小椋も同ポイントながら優勝回数の差で3位となった。

 このほかの日本勢は、3番手スタートだった佐々木歩夢(KTM)は13位、鳥羽海渡(KTM)が15位に入った。また、山中琉聖(ホンダ)が17位、国井勇輝(ホンダ)は22位だった。鈴木はリタイヤに終わっている(共同通信デジタル)